高齢化社会における、高齢者の健康維持、医療費増大などの課題を解決するためには、病気になってから治療するのではなく、未病の段階で病気への進行を止めるセルフケアが重要であり、その実現には手軽に健康状態をチェックできる指標が必要となります。毛細血管画像は、生活習慣病などの特定の疾患、老化、疲労、ストレスなどの健康状態と関連する指標として活用できる可能性があります。
本コンソーシアムでは、毛細血管画像を健康指標として確立すること、およびその社会実装を行うことを目的に活動を展開する予定です。
毛細血管ラボ・社会実装コンソーシアム
オープンセミナー | 2020年 12月10日 | 高倉伸幸 | 大阪大学 微生物病研究所 情報伝達分野 教授/大阪大学 総長補佐 | 毛細血管の老化・劣化と加齢関連疾患の関係 ーゴースト血管による治療抵抗性ー |
中澤 徹 | 東北大学大学院 医学系研究科 神経・感覚器病態学講座眼科学分野 教授 | 緑内障診療における爪床毛細血管測定の活用の可能性 | ||
武野 團 | あっと株式会社 代表取締役 | 毛細血管スコープの研究および社会実装の現状と構想 | ||
国松武史 | NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議 理事・事務局長 | 毛細血管ラボ・社会実装コンソーシアムの立ち上げについて |