特定非営利活動法人近畿バイオインダストリー振興会議
TEL: 06-4963-2107

スマートセル関連実用化支援事業 /近経局

近畿経済産業局のスマートセルフォーラム事業の一部業務を2018年度から継続して受託しております。

近年、ゲノム解読技術、IT/AI技術、ゲノム編集技術が急速に進展し、これらの技術を組み合わせることで、生物が持つ物質生産能力を人工的に最大限引き出した細胞“スマートセル”を構築することが可能になってきています。工業(ものづくり)分野におけるスマートセルの利用は、化学産業プロセスのバイオプロセス変換による低コスト化や生産困難な化合物の生産など、製造プロセスの抜本改革につながるとされ、新たな産業創出への期待が高まっており、経済産業省の事業として推進されています。

基礎知識、技術動向に加え、スマートセルによってもたらされる経済的・社会的メリットに関する情報提供を行うとともに、中小・ベンチャー企業が知的財産の保護や戦略立案・実践のためのスキルを獲得することを目的としてセミナーを開催しています。

  

関西スマートセルフォーラム2020

スマートセルインダストリーのビジネス推進のきっかけとするため、アカデミア・企業・研究機関の先進的な技術シーズやサービスを紹介するフォーラムを開催した。

  

2021年3月10日(水) オンライン開催

<イントロダクション>

「『スマートセルインダストリー』の実現に向けて」
   神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科長 兼 一般社団法人先端バイオ工学推進機構(OEB)代表理事 近藤 昭彦

「関西のスマートセル技術特許調査の報告(傾向と分析)」  
   株式会社ダン計画研究所 研究員 辻 雄介

<シーズ発表>

「スマートセル創出に向けた生命現象の理解と新規バイオツールの開発」  
   京都大学大学院農学研究科 准教授 黒田 浩一

「微生物の中枢代謝経路フラックスを制御するための技術」  
   大阪大学大学院情報科学研究科 バイオ情報工学専攻 准教授 戸谷 吉博

<事例紹介>

「モノづくりの可能性を広げるスマートセル利用」  
   株式会社シンアート 代表取締役 庄司 信一郎

「麹菌・遺伝子組換えカイコ・無細胞系でのタンパク質合成サービス」  
   大関株式会社 大関総合研究所 総合研究所事業開発 G 山田 浩之

「スマートセル技術を用いた Unavailable Made Available の実現」  
   長瀬産業株式会社 ナガセ R&D センター センター長 劉 暁麗

「バイオXデジタル時代の微生物利用促進プラットフォーム』
   独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター 参事官 久保 寛之

「NEDO スマートセルプロジェクトの成果普及と新たなプロジェクト展開について」
   国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO) 
   材料・ナノテク ノロジー部 バイオエコノミー推進室 プロジェクトマネージャー/主査 林 智佳子

   

関西スマートセルフォーラム2019

2019度は、スマートセル分野の研究を行うアカデミアやベンチャー企業の技術シーズの掘り起こしを目的にヒアリングを行い、そのアカデミアと企業が保有する技術シーズの紹介と、新しいスマートセル技術の知財保護の重要性についてのセミナーを開催した。

 

◆第1回セミナー

 2019年10月8日(火) 大阪大学中之島センター

<イントロダクション>

 「国内におけるスマートセルの概要」  
    神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科長 近藤 昭彦

<ベンチャー企業の技術シーズ紹介>

 「新規ゲノム編集ツール:CRISPR-Cas3」 
    C4U株式会社 科学技術顧問 真下 知士

 「ゲノム編集の社会実装を加速する」 
    プラチナバイオ株式会社 代表取締役CEO 奥原 啓輔

<アカデミアのスマートセル関連最新技術動向>

 「細胞内で可逆的に形成する代謝酵素集合体”G-body”調節機構の解明と利⽤に向けて」 
    大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻発酵制御化学研究室 助教 三浦 夏子

<スマートセルインダストリーと知的財産>

 「スマートセルインダストリー関連技術の特許出願動向について」 
    特許庁 審査第三部 生命工学 審査官 千葉 直紀

   

◆第2回セミナー

 2019年12月11日(水)  大阪大学中之島センター

<イントロダクション>

 「バイオ戦略とスマートセルインダストリー政策の動向」 
    経済産業省 生物化学産業課 課長補佐 佐々木 章

<アカデミアのスマートセル関連最新技術動向>

 「リン酸基修飾酵母を活用した低環境負荷型有価金属回収システムの創出」 
    公立大学法人大阪市立大学大学院 工学研究科 化学生物系専攻 細胞工学研究室 教授 東 雅之

<企業のスマートセル技術紹介>

 「微生物が生産するカネカ生分解性ポリマーPHBHの実用化に向けて」 
    株式会社カネカ R&B本部R&Bテーマ推進室 幹部職 藤木 哲也

<スマートセルインダストリーと知的財産>

 「スマートセル」でも負けてしまわないための知財戦略 
   〜研究開発・企画ステージにおける知財戦略・ポートフォリオの策定の重要性を考える」
    山本特許法律事務所 博士(薬学)/学士(法学)/弁理士 駒谷 剛志

<管内のスマートセル技術紹介>

 「スマートセルによる有用化学品の発酵生産の事業化を目指して」 
    マイクロバイオファクトリー株式会社 代表取締役社長 清水 雅士

 「微生物を用いたウメ調味廃液からの油脂生産技術」 
    和歌山県工業技術センター 食品開発部 主査研究員 中村 允

 

関西スマートセルフォーラム2018

 

2018年度は、3回シリーズのセミナーを開催し、スマートセルを取り巻く動きや最新技術動向を紹介するとともに、企業間のネットワーキングを図った。また、基盤技術を持つアカデミアやベンチャー企業を発掘し、弁護士、弁理士、公認会計士等の専門家による事業化に向けての支援を行った。

 

◆第1回セミナー(総論)

 平成30年9月25日(火)  大阪大学中之島センター

 「バイオエコノミーの実現に向けた国際動向と我が国の取組」
    経済産業省 商務情報政策局 商務・サービスグループ 生物化学産業課長  上村 昌博

 「バイオエコノミーを加速するスマートセルインダストリー~技術開発・産業の動向~」
    神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 教授  近藤 昭彦

 「スマートセルインダストリー実現のための技術開発(NEDOスマートセルプロジェクト)」
    国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 材料・ナノテクロノジー部 主査 プロジェクトマネージャー  林 智佳子

 「遺伝子組換え生物に係る法規制の動向について」
    独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE) バイオテクノロジーセンター 安全審査室 室長  松尾 康範

 「関西スマートセルフォーラム2018のねらい」
    近畿経済産業局 地域経済部 バイオ・医療機器技術振興課 課長  足立 光晴

 

◆第2回セミナー(技術動向)

 平成30年11月9日(金) 大阪大学中之島センター

<スマートセルを巡る最新技術動向>

 「植物・作物におけるゲノム編集の現状と展望 〜ジャガイモ研究を例にして」
    大阪大学大学院 工学研究科 生命先端工学専攻教授  村中 俊哉

 「鶏卵バイオリアクター ~「金の卵」による組換え蛋白質生産技術~」
    産業技術総合研究所 バイオメディカル研究部門 先端ゲノムデザイン研究グループ 研究グループ長  大石 勲

 「植物の特異的スマートセルとその制御戦略」
    京都大学 生存圏研究所 森林圏遺伝子統御分野 教授  矢崎 一史

 「スマートセル技術の応用事例 ~植物組織培養による活性型ビタミンD3高効率生産の研究~」
    株式会社竹中工務店 技術研究所 研究コーディネート部 連携推進グループ長  水谷 敦司

<知財戦略>

 「ゲノム編集技術における知財戦略」
    知的財産戦略ネットワーク株式会社 代表取締役社長 秋元 浩

<ベンチャー企業の技術シーズ紹介>

 「動物細胞版スマートセルの開発 ~新規細胞樹立・人工染色体ベクターによる物質生産の可能性~」
    株式会社chromocenter 専務取締役 福岡 道公 研究開発部 部長 源治 尚久

 

◆第3回セミナー(技術動向)

 平成31年1月30日(水)  大阪大学中之島センター

<スマートセルを巡る最新技術動向>

 「スマートセル創製を加速するAI基盤技術」
    株式会社日立製作所 研究開発グループ 技師長 兼 基礎研究センタ 日立神戸ラボ長 武田 志津

 「スマートセル創出プラットフォームの構築と実証に向けて」
    神戸大学先端バイオ工学研究センター センター長 神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科 教授 蓮沼 誠久

 「酵素変換・微生物変換プロセス開発の現状と展望」
    京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 教授 小川 順

 「デジタル・バイオエコノミーの実現に向けて(バイオプラスチックをはじめとして)」
    三菱ケミカル株式会社  横浜研究所 バイオ技術研究室長 水無 渉

<知財戦略>

 「スマートセルインダストリーにおいて利用される情報と特許」
    特許事務所イノベンティア 代表 川上 桂子

<ベンチャー企業の技術シーズ紹介>

 「PPRタンパク質を利用した細胞内核酸操作技術」
    エディットフォース株式会社 研究開発部門 部長 八木 祐介