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Ⅰ.会務関連
1.会員総会・理事会(平成21年6月15日)
 平成20年度事業報告・平成20年度収支計算書
 平成21年度事業計画・平成21年度収支予算書
 役員改正について

記念講演会:
 「若さを保つ方法 ~癌、生活習慣病の予防~」
   京都府立医科大学大学院 医学系研究科 教授 吉川敏一氏
 「新型インフルエンザ(H1N1)の現状と問題点」
   大阪府立公衆衛生研究所 副所長 感染症部長 高橋和郎氏

Ⅱ.業務関連:
1.関西バイオクラスタープロジェクト事業(近畿経済産業局補助事業)
 産業クラスター計画「関西バイオクラスタープロジェクト」では、近畿地域に集積するバイオ研究者及びバイオ関連企業とのネットワークを形成、拡大しつつ、その産学官のポテンシャルを最大限に活用した事業構築を行い、関西発のオープンイノベーションを実現し、世界のバイオクラスターに比肩する「関西バイオクラスター」の形成を目指して活動している。
 今年度は、これまでに創出されたバイオベンチャー企業を中心とするクラスターコアの事業化に向けたフェーズへの対応が重要で、そのためには、実際に製品を市場に出す大企業を中心とする川下企業のクラスターネットワークや、各事業へのさらなる主体的参加を促進することが不可欠である。そのためにも、各川下企業のニーズを反映させた企業間連携事業(アライアンス事業)を拡充、強化する必要がある。
 また、関西バイオクラスター全体としての事業企画力、事業構築力の強化が不可欠で、重点バイオ分野の大学等の研究者と大企業の研究開発部門、ライセンス部門の実務責任者からなる「アドバイザリーボード」を設置し、クラスター事業全体の状況、成果等についての問題点、意見聴取を行いバイオベンチャー企業の研究成果の事業化促進に反映させていく。
 前記を踏まえ、今年度の具体的な重点事業としては下記の事業である。
・アライアンス事業の集約:推進組織、拠点組織等が個々に取組みがちであったアライアンス事業を集約し、各組織が連携し、規模の拡大と事業領域を絞り込んだものにし、受け手側の企業責任者(研究開発部門、ライセンス部門)を交えた個別面談が出来る場を設定する。
・優秀な技術シーズ収集に関する組織的ネットワークの構築:技術シーズの収集・発掘にあたっては、従来の研究者ネットワークに頼った収集ではなく、近畿経済産業局と連携し、域内の大学・公設研究機関のリエゾンセンター等と正式に連携を図り、組織的に優秀な技術シーズ収集・発掘体制を構築する。
・広域連携強化:国内展示会での広域連携の場を積極的に利用し、事業連携や販路開拓等の支援効果を高める工夫を行う。

2.近畿バイオ受託事業
・バイオベンチャー創生・育成のため公的助成金「地域イノベーション研究開発事業」、「戦略的基盤技術高度化支援事業」等への応募、管理法人、事業管理者として研究開発を支援。
・NEDO新エネルギー技術研究開発事業の「セルロースエタノール高効率製造のための環境調和型統合プロセス開発」(プロジェクトリーダー近藤神戸大大学院教授)を産学13機関とともに受託。推進委員会等の管理運営や調査活動を行う。
・西宮市植物生産研究センター企画業務(西宮市より受託)
 西宮市植物生産研究センターの企画業務を検討するとともに、同センターで開発された新しい植物の品種名の検討と商標登録出願。

3.近畿バイオ自主事業
・平成18年8月に設立した「食と運動の機能性に関する研究会」については、機能性食品素材の開発上の課題整理をするとともに、医師による食品素材の評価を1素材で実施。今年度は、消費者に期待される機能性食品等を開発しうる体制を構築するため、医師が認める機能性バイオマーカーの検討・収集を実施し、機能性食品プラットフォーム創生を検討する。
・平成19年10月に立ち上げた「近畿バイオ・バイオマス研究会」については、昨年同様、植物バイオマスから燃料と化成品を生産する石油リプレースプロセスの上流から下流まで一貫した実用化技術開発を目指した研究会、公開セミナー、日韓バイオマスシンポジウムを開催する。
・外国バイオ関連機関との交流の場として新春国際交流会を例年通り開催する。また、海外クラスターとの連携を図るため、ポータルサイトの運営や関西のバイオに関するポテンシャルを海外への情報発信をするための「Bio Bridge Kansai 」充実させる支援をする。
・バイオ団体の地域間交流として、北海道(HOBIA)との交流を実施する。

【平成21年度事業内容】
1.関西バイオクラスタープロジェクト事業(近畿経済産業局補助事業)
1)事業化に向けた一貫した支援
① シーズ・ニーズ調査(連携促進事業)
 研究者やバイオベンチャー企業の有する、産業化の可能性の高い優れた技術シーズと企業とのニーズのマッチングを図り、新技術の研究開発を通じ新製品・新産業の創出を図るため、専任コーディネータによる大学・研究機関・ベンチャー企業等の技術シーズの発掘とともに、企業ニーズの調査を行う。また、NEDOや産業技術総合研究所との連携のもと、NEDOの産業技術研究助成事業を利用した若手研究者のシーズ及び産業技術総合研究所のシーズについても重点的に調査する。
 7名のコーディネータ:12月までに収集したシーズ数:41

② コーディネータ会議の開催(新事業創出支援事業)
 研究者・バイオベンチャー企業の有する技術シーズを評価し、優れた技術シーズを発掘・収集すると共に、技術シーズのビジネス化の可能性を検討する。なお、シーズ公開会へのシーズ選定については、コーディネータ会議において決定する。
  4月20日、6月8日、7月27日、8月3日、10月5日、12月4日に開催。
  収集した技術シーズの産業化可能性を検討。
  今年度中にあと2回開催予定。

③ 技術シーズ公開会及びフォローアップ勉強会の開催(連携促進事業)
 コーディネータ会議で選別され、承認された研究者やバイオベンチャー企業の有する技術シーズを公開し、それらの技術シーズと企業のニーズのマッチングを図るとともに、技術シーズ公開会で関心の高いテーマについて、産学官で構成されるフォローアップ勉強会を開催する。技術シーズの産業化のために、企業ニーズとのマッチングの場を作り、研究プロジェクトを立ち上げ、研究開発コンソーシアムの形成を図り、実用化への展開を支援する。
 第22回技術シーズ公開会:平成21年7月27日(金) 於:大阪科学技術センター
  発表シーズ:
   京都大学・植田 充美教授「真菌感染症根治への新しいデザイン医薬の開発」など11件
  参加者:81名
 第23回技術シーズ公開会:平成21年11月27日(金) 於:大阪科学技術センター
  発表シーズ:
   大阪大学・宇山 浩教授「バイオプラスティックのナノ多孔体」など8件
  参加者:62名

④ ビジネスプラン作成支援事業(新事業創出支援事業)
 推進組織内にビジネスプラン作成検討委員会を設置し、特許や市場調査等の観点から重点分野のバイオベンチャー企業のモデルとなるようなビジネスプランを作成する。
 関西バイオビジネス研究会(近畿バイオが事務局、日本公認会計士協会近畿会、日本弁理士会近畿支部、大阪弁護士会の有志で設立。ベンチャーの特許戦略、財務戦略等をアドバイス)で技術シーズ公開会提案の下記案件を検討中。
 検討案件:大阪大学・開發 邦宏助教
      「新規カテキン誘導体の抗ウイルス・抗菌・抗がん剤への展望」

⑤ 関西バイオビジネスマッチング2010(販路開拓支援事業)
 開催予定(添付資料参照)
 平成22年2月18日(木)/19日(金) 10:00-18:00
 場所:大阪駅前第3ビル19階 「経営支援プラザUMEDA」
 関西には「医療」、「先端解析機器」、「モノつくりバイオ」を中心とする3つのバイオ分野に関する100社あまりのバイオベンチャー企業があり、これらのバイオベンチャー企業の、販路開拓、中堅・大企業とのアライアンス締結を目的として、事業方針・研究開発動向をポスター展示およびプレゼンテーションで情報提供し、企業間のマッチングを支援する。

⑥ 展示会出展支援(販路開拓事業)
 BIO JAPAN 2009(H21.10.7-9)や全日本科学機器展 2009 in 大阪(H21.10.21-23)において、一定数のブースを借り上げ、関西バイオクラスターとして参画企業に提供し事業連携や販路開拓を支援するとともに、期間中開催されるアライアンス・プロモーション等企業連携支援策には積極的に参加を促し、事業連携や販路開拓等の支援効果を高める工夫を行う。また、バイオテクノロジーに関する社会的認知度を高め、販路開拓に資するため、不特定多数の集客が期待できる場所でユーザー向け販路開拓事業を開催する。
 「BIO JAPAN 2009」アラプロ、展示参加ベンチャー
   AntiCancer Japan(株)、ジェノミディア(株)、(株)ジェノラックBL,(株)BNA、
  (株)ジーンデザイン、(株)京都コンステラ・テクノロジーズ、(株)バイオエックス
  (株)ハイペップ研究所、(株)TSD Japan、(株)大竹、深江化成(株)、Biocosm(株)、
   ファルマアクセス(株)、(株)日吉、(株)エマオス京都
 「全日本科学機器展 in 大阪 2009」展示参加企業
  (株)魁半導体、(株)SDI、梅田電機(株)、ALGAN(株)、(株)エマオス京都
  ワボウ電子(株)、(株)ジーンデザイン、(株)KIPS、(株)Biocosm、昭和精機(株)、
  (株)大竹、ジェノミディア(株)、片山化学(株)、(株)ジェンテック

2) 最先端バイオ分野の研究内容提供
① 関西バイオの未来を考える会セミナーの開催(ネットワーク形成事業)
 関西におけるバイオのニューリーダーとして期待される大学等の若手研究者の立場から、関西バイオクラスタープロジェクトの活動内容について議論するとともに、メンバー研究員の先端的技術シーズに関するセミナーを開催し、新たなネットワーク形成を目指す。
  平成22年3月11日(木) 15:00-17:00 大阪科学技術センターにて(予定)
   「新産業革命の中核を担える環境バイオ技術とは」
     環境を資源から、環境をエネルギーから、環境を水から、環境をデバイスから、環境をものづくりから

② 最先端バイオ領域交流支援事業(連携促進事業)
 第16回組織工学・再生医療ワークショップ ~再生医療とスーパー特区~
  平成21年9月26日(土) 於:京都テルサ   参加者:108名
  第一部:スーパー特区の制度とその運用
   座長:(独)医薬基盤研究所 生物資源研究部 部長 増井徹
      大阪大学大学院 基礎工学研究科 教授 三宅淳

   ①「先端医療開発特区(スーパー特区)事業の状況について」
      内閣府 政策統括官(科学技術政策・イノベーション担当)付
               参事官(ライフサイエンス担当) 三宅真二
   ②「スーパー特区への薬事関連対応」
      (独)医薬品医療機器総合機構 生物系審査第二部長 鹿野真弓

  第二部:スーパー特区の制度を活用して推進する再生医療
   座長:大阪大学大学院 工学研究科 教授 明石満
      神戸大学大学院 医学研究科 教授 黒坂昌弘
   ①「ヒトiPS細胞を用いた新規in vitro毒性評価系の構築に向けた基盤整備の現状」
     (独)医薬基盤研究所 遺伝子導入 制御プロジェクト
                   プロジェクトリーダー 水口裕之
   ②「ICR推進による再生医療の実現」
     (財)先端医療振興財団 研究所 再生医療基盤研究グループ
                     グループリーダー 川真田伸
   ③「産総研で実施してきた再生医療の課題とスーパー特区への期待」
     (独)産業技術総合研究所セルエンジニアリング研究部門
                     部門長 大串始
   ④「iPS細胞医療応用加速化プロジェクトについて」
      京都大学 再生医科学研究所 教授 戸口田淳也

 第6回コンビナトリアル・バイオエンジニアリング会議 ~生命の不思議をはかるために~
  平成21年11月13日(金) 於:千里阪急ホテル  参加者:137名
   「開会の辞」: 藤井郁雄(会長、大阪府立大)
   ①「睡眠覚醒調節の分子機構」
     演者:裏出良博(大阪バイオサイエンス研究所)
     座長:馬場健史(大阪大学)
   ②「体内時計の不思議 ー 代謝時計から季節リズムまで」
     演者:石田直理雄(産業技術総合研究所)
     座長:芝崎誠司(兵庫医療大学)
   ③「細胞の個性と環境応答」
     演者:四方哲也(大阪大学)
     座長:荻野千秋(神戸大学)
   ④「単一神経細胞の遺伝子プロファイルから脳の進化と再生を考える」
     演者:阿形清和(京都大学)
     座長:神原秀記(日立・中央研究所フェロー)
   ⑤「脳と心の謎ー分子からの挑戦」
     演者:三品昌美(東京大学)
     座長:黒田浩一(京都大学)
   ⑥「細胞の分化をはかる」
     演者:浅島誠(産業技術総合研究所フェロー)
     座長:田丸浩(三重大学)
   「閉会の辞」:和田 昭允(「生命をはかる」研究会会長)

 第8回遺伝子治療シンポジウム ~我が国における遺伝子医薬品承認申請に向けた課題と取組み~
  平成22年2月5日(金) 於:千里阪急ホテル(予定)
  第1部:"国内外の現状"
   座長:谷憲三朗(九州大学 生体防御医学研究所 ゲノム病態学研究分野教授)
   演者:小澤健夫(POCクリニカルリサーチ株式会社 代表取締役社長)
   "遺伝子医薬品の世界の現状"
   演者:山口照英(国立医薬品食品衛生研究所生物薬品部 部長)
   "遺伝子医薬品についての各国の規制当局の現状"
  第2部:"遺伝子治療臨床研究申請の問題点"
   座長:藤原俊義(岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科
           遺伝子・細胞治療センター/消化器・腫瘍外科学 准教授)
      大橋十也(東京慈恵会医科大学 DNA医学研究所 教授)
   演者:藤堂具紀(東京大学医学部附属病院・TRセンター 特任教授)
   演者:後藤章暢(兵庫医科大学 先端医学研究所 細胞・遺伝子治療分野 教授)
   演者:那須保友(岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 泌尿病態学 准教授)
   演者:小野寺雅史(国立成育医療センター研究所 成育遺伝研究部 部長)
  第3部:"遺伝子医薬品開発の現状と要望"
   座長:小澤敬也(自治医科大学 教授)
   演者:山田英(アンジェスMG株式会社 代表取締役社長)
   "遺伝子医薬品承認に向けての取組み"
   演者:安部井 誠人(筑波大学大学院 人間総合科学研究科 臨床医学系消化器内科 講師)
   "臨床サイドからの要望"
  第4部:"今後の進め方"
   座長:浅野茂隆 (早稲田大学 理工学部 生命理工専攻 教授)
   座長:金田安史 (大阪大学大学院 医学系研究科 遺伝子治療学 教授)
  パネル討論(本日の演者の先生方)

3) その他
① 「関西バイオベンチャー企業一覧」作成事業(情報提供事業)
 関西バイオクラスタープロジェクト事業のなかで100社あまりのバイオベンチャー企業の創生・育成を支援し、バイオ産業の基盤拡大を図ことができた。しかしながら創生された多くのベンチャー企業は、昨今の経済不況などの影響から、資金繰りにくるしみ、研究開発等が停滞しているのが現状である。バイオベンチャー企業活性化のため、また、更なる事業発展を図るため、関西に存在するバイオベンチャー企業、及び、その支援組織等を網羅し、それらの相互支援ネットワークを構築すると共にバイオ産業の中堅・大企業とのアライアンス締結の一助として、そのPRを兼ねて冊子を作成し会員企業、セミナー等への参加企業に配布する。
  医療分野(69社)
    創薬・再生医療(16社)
    創薬関連:DDS、臨床試験、化合物探索、コンサルタント(30社)
    試薬・検査・診断(23社)
  先端解析機器分野(22社)
    解析機器・医療機器・シオテム(22社)
  モノ作りバイオ分野(37社)
    バイオプロセス(7社)
    機能性食品・食品バイオ・化粧品(15社)
    アグリバイオ(6社)
    環境バイオ(9社)
 バイオベンチャー企業計 128社のPR掲載 (近畿バイオHPベンチャーマップにも掲載)

  バイオインキュベータ(10ケ所)
  産学連携組織(20組織)
  関西バイオクラスタープロジェクト推進・拠点組織(5組織)

② アドバイザリーボード事業(ネットワーク形成事業)
 21年度クラスター事業としては、創出されたバイオベンチャー企業等のクラスターコアの事業化に向けたフェーズへの対応が重要で、そのためには産学官のネットワークを強化し、事業構築機能を強化する必要がある。具体的には大学専門研究者と大企業の関連分野責任者(研究開発部門、ライセンス部門など)からなる3つの分野別分科会(創薬関連、再生医療、医療機器)と、その3部門の代表者に監査法人、ベンチャーキャピタルなどビジネスサイドの専門家を加えた委員からなるアドバイザリーボードを設け、技術シーズ収集、アライアンスをはじめ、クラスター事業全体の状況、成果等についての問題点、意見聴取を行い、バイオベンチャー企業の研究成果の事業化促進に反映させていく。
 (アドバイザリーボード:年2回、分野別分科会:3分野×年2回開催予定)

③ クラスター・マネージャーの配置事業(ネットワーク形成事業)
 推進組織と拠点組織が強い連携を保ちつつ事業を展開していくためには、推進組織に事業全体の調整を行う統括クラスター・マネージャーと、アライアンス事業の集約・効果的実施のため、及び技術シーズ収集に関する組織的ネットワーク形成のために、各1名のサブ・クラスター・マネージャーを配置する。

④ クラスター・マネージャー会議及びワーキンググループ(ネットワーク形成事業)
 推進組織、拠点組織間の連携を図るため、各組織のクラスター・マネージャー等が活動内容や事業の進め方について情報・意見交換を行うとともに、関西バイオクラスタープロジェクトにおいて実施する事業の総合調整を行う会議を主催する(年4回開催予定)。特に、広域連携機能の拡充に向けて、情報・意見交換に加えて、類似事業の統合や共同開催、より効果的な事業推進を討議する場として運営する。また、各個別事業等についての実務的な討議を行う場として、ワーキンググループを運営する。

2.近畿バイオ受託事業
1)「地域イノベーション創出研究開発事業」等公的助成金による研究開発支援
 バイオベンチャー企業創生・育成のため「地域イノベーション創出研究開発事業」、「戦略的基盤技術高度化支援事業」等の公的助成金への応募の支援、及び採択後の研究開発を当振興会議が管理法人、事業管理者として運営する。

【継続分】
・平成21年度 地域イノベーション創出研究開発事業
 「新規核酸ハイブリッド・スマップデコイの医薬品原体としての開発」
   (株)ジーンデザイン、アンジェスMG(株)、ホソカワミクロン(株)、大阪大学
・平成21年度 地域イノベーション創出研究開発事業
 「油脂由来副産物からの高性能ケミカルの開発」
   バイオベース(株)、Bio-energy(株)、関西化学機械製作(株)、ダイセル化学工業(株)
   大関(株)、大阪大学、神戸大学
・平成21年度 戦略的基盤技術高度化支援事業
 「植物由来樹脂の結晶化速度を早める植物由来添加剤の研究開発」
   バイオベース(株)、Bio-energy(株)、関西化学機械製作(株)、大阪大学
【本年度採択案件】
・平成21年度 地域イノベーション研究開発事業
 「植物の再生機構由来の機能性ペプチドを利用した医療用品の開発」
   アンジェスMG(株)、森下仁丹(株)、大阪大学
・平成21年度 戦略的基盤技術高度化支援事業 
 「治療効果の高い新規バイオ医薬の早期実現化に向けたプロセスの研究開発」
   ジェノミディア(株)、TSD Lapan(株)、(株)アメフレックス、大阪大学、(独)産総研

2)NEDO新エネルギー技術研究開発事業「セルロースエタノール高効率製造のための環境調和型統合プロセス開発」
 プロジェクトリーダー近藤神戸大大学院教授。産学13機関とともに受託、アーミング酵母技術を中核とした日本オリジナルな統合プロセス開発を目指す。当振興会議は、推進委員会等の管理運営や調査活動を行う。

3.近畿バイオ自主事業
1)「食と運動の機能性に関する研究会」
 「生涯はつらつ生活」を実現するため研究情報を集積し、新たな食産業を創生し食関連クラスター形成を目指す。そのため本年度は、昨年度実施した機能性食品素材の開発上の課題整理、最初の1素材での医師による食品素材の評価をもとに、消費者に期待される機能性食品等を開発しうる体制を構築するため、医師が認める機能性バイオマーカーの検討・収集を実施し、機能性食品プラットフォーム創生を検討する。
<開催予定>
第13回研究会:平成21年 7月13日(月) 大阪科学技術センター 参加者:50名
 第1部:機能性プラットフォーム創生について
  京都府立医科大学 内科学教室 吉川敏一教授
 第2部:機能性バイオマーカーの構築とその活用
  徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部 六反一仁教授
   「ストレス・疲労マーカー遺伝子とその応用」
  金沢大学大学院医学系研究科 金子 周一 教授
   「肝心要の肝臓の話」

第14回研究会:平成21年10月27日(火) 大阪科学技術センター 参加者:38名
 座長:NPO法人近畿バイオインダストリー振興会議副理事長 田中隆治
 演者:京都府立医科大学 内科学教室 吉川敏一教授
    「科学的根拠に基づいた健康食品開発」
  フジメディカル出版 編集長 宮定久男氏
    「医書の編集者から見た機能性食品の世界」
  東京農工大学大学院 共生科学技術研究院 澁澤栄教授
    「知農ロボットとアグロメディカルフーズ」
 (独)農研機構 食品総合研究所 食品機能研究領域長 日野明寛氏

第15回研究会:平成22年1月27日(水) 大阪科学技術センター(予定)
アグロメディカル・イニシアティブとの連携
 座長:京都府立医科大学 内科学教室 吉川敏一教授
 演者:大阪大学大学院工学系研究科 民谷栄一教授
    「パーソナライズド・ニュートリションを目指したバイオセンサーネットワーク」
「シーズ発表」
 「核内受容体PPAR活性化を指標とした食品機能成分のスクリーニングと運動の併用効果」
    奈良女子大学生活環境学部書物栄養 井上裕泰氏
 「透析患者における抗疲労臨床試験の事例」
    大阪市立大学大学院医学研究科 福田早苗氏
 「予防医療の実践に向けたバイオマーカーの研究開発」
    (株)バイオマーカーサイエンス解析センター 中西守氏
 「シームレスカプセル化技術とその応用の可能性」
    森下仁丹(株)バイオファーマ研究所 浅田雅宣氏
 「体質改善サプリ:カネカ・グラボノイドー体脂肪低減効果と作用メカニズム」
    カネカ(株)QOL事業部 中川格氏
 「卵白ペプチドーランペップTM/RunpepTM」が血管拡張・血流改善に与える効果」
    (株)ファーマフーズ開発部 佐内勇亮氏

第16回研究会:平成22年3月16日(火)予定

2) 近畿バイオ・バイオマス研究会
 平成19年10月に立ち上げた「近畿バイオ・バイオマス研究会」については、昨年同様、植物バイオマスから燃料と化成品を生産する石油リプレースプロセスの上流から下流まで一貫した実用化技術開発を目指した研究会、公開セミナー、日韓バイオマスシンポ等を開催する。
第9回研究会:平成21年 4月21日 大阪科学技術センター 参加者:87名
 NPO法人資源リサイクルシステムセンター合同開催
 ①「新宮/熊野川流域木質バイオマス利活用事業化検討調査」
  (株)日建設計シビル 環境・情報計画部長 福壽真也氏
 ②「有馬温泉地区におけるバイオマス路活用事業調査」
   NPO法人資源リサイクルシステムセンター副理事長 浦邊真郎氏
 ③「セルロース系バイオエタノール生産における酵素糖化技術の現状と展望」
   ノボザイム ジャパン(株) Account Manager 宮下陽氏
 ④「デュポンのバイオ技術と将来動向」
   デュポン(株)先端技術研究所長  賀来 群雄 氏
 ⑤「ジェネンコア社のバイオエタノール用酵素の開発について」
   ジェネンコア協和(株) マネージャー 渡邉貴志氏

第10回研究会:平成21年 6月29日(月) 大阪科学技術センター 参加者:31名
 ①「アサヒビールのバイオエタノール実証試験について」
   アサヒビール(株)研究開発戦略部 安原貴臣氏
 ②「水熱分解と酵素糖化を用いたセルロース系バイオマスの糖化技術について」
   三菱重工(株)神戸造船所 源田稔氏

公開セミナー:平成21年8月27日(木) 大阪科学技術センター 参加者:73名
 ①「バイオマス利活用と地域振興」
   東京大学大学院農学生命科学研究科 五十嵐泰夫教授
 ②「清酒製造技術をバイオエタノール製造に活かす」
   月桂冠(株) 総合研究所長 秦洋二氏
 ③「エネルギー作物としての水生植物のポテンシャル」
   大阪大学大学院工学研究科 池道彦教授

第3回日韓バイオマスシンポジウム
平成21年11月6日(金) ソウル教育文化会館
主催:韓国微生物生命工学会 共催:NPO近畿バイオインダストリー振興会議
   日本側講演者:植田充美 教授(京都大学)
          片倉啓雄 准教授(大阪大学)
          近藤昭彦 教授(神戸大学)
          秦 洋二 研究所長(月桂冠)
   閉会の辞:新名 惇彦(奈良先端大副学長)

第11回研究会:平成21年11月20日(金) 大阪科学技術センター 参加者:28名
 ①「微細藻類を用いたバイオ燃料生産」
         神戸大学大学院工学研究科 近藤昭彦教授
 ②「固体連続併行複発酵によるバイオエタノールの生産」
         大阪大学大学院工学研究科 片倉啓雄准教授
 ③「バイオプラスチックの新展開 ―バイオリファイナリーによる高性能・高機能ケミカルの開発を目指して」
         大阪大学大学院工学研究科 宇山浩教授

第12回研究会:平成22年2月15日(予定)

4)年末バイオセミナー
   平成21年12月7日(月) 大阪科学技術センター 参加者:81名
   座長:京都大学大学院工学研究科 植田充美教授
   演者:北海道バイオ産業振興協会 冨田房男会長
  「北海道と近畿の連携:今後の展望」
    日経BP社 医療局 主任編集委員 宮田満氏
  「バイオテクノロジーの最新潮流2009/2010」

5)外国バイオ関連機関との交流
 新春国際交流会(平成22年1月15日開催予定)